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AV女優を名乗る女性に襲われる夢をみた話

吉田「本日も様々な野心・野望、そしてバックグラウンドを抱えた者たちが皆さんのビッグマネーを頼りに集まって来ています。恐れ入りますが、本日の所持金をテーブルの上に出して頂けますか」

吉田「ありがとうございます。では早速、最初の志願者を呼んでみたいと思います。どうぞ」

妖怪「失礼します」

吉田「はじめまして」

妖怪「よろしくお願いします」

吉田「まずこの番組の鉄則だけ説明させてください。皆さんの投資額の合計額があなたの希望額に1円でも達しなかったとき、この話は不成立となります。それからもう一つ。今この場であなたの言葉に少しでも嘘偽りがあったとき、たとえここでマネーが成立してもそののちに不成立となります」

妖怪「はい」

吉田「いくらを希望しますか?」

妖怪「1000万円です」

吉田「そのお金の使い道は?」

妖怪「沖縄で時間を有効に使える会社を経営したいです」

川原「時間を有効に使える会社とういうのは具体的にどういうものなんですか?」

妖怪「えー今の時代ですね、サービス残業だったり休日出勤だったりと色々と問題がある会社が多いじゃないですか。人生の殆どを仕事に費やして、なんのための人生なのかなって思うんです。そこで私は長期休暇ありの週休3日で1日8時間勤務で残業のない会社を作りたいんです。給料は決してよくはないですけど、従業員に人生を考える時間を与えたいんです。出世とかの概念をなくして」

堀之内「なんで沖縄なの?あなた沖縄出身じゃないよね?」

妖怪「はい。私自身、会社を経営したことがないものでまずは最低賃金最下位の沖縄から始めようかなと」

南原「始める前から自信がないから最低賃金が最下位の沖縄で始めようというのであれば、やめてください」

堀之内「損益分岐点はどこですか?」

妖怪「損益分岐点・・・」

堀之内「売上の損益分岐点の売上はいくらですか?」

妖怪「すみません。私、経済のことあまり詳しくないので・・・」

堀之内「いや、経済のことじゃなくて・・・」

南原「いやだって会社を経営したいと思っているんですよね?」

妖怪「はい」

南原「だったらいくらお金が入ってきて、いくら出ていくか。つまり黒字になるのが損益分岐点だって分かりますよね?それを経済のことが分からないっていう答え方はいくらなんでもないでしょ」

堀之内「あのね、あなた経営者になりたいと思ってるんでしょ?」

妖怪「はい」

堀之内「損益分岐点なんてね、こんなレベルの高い話じゃないんだよ?こんな低い話だよ?それが分からないってことは全く知識ないのと一緒じゃないですか」

妖怪「はい」

堀之内「経営者になりたいんでしょ?」

妖怪「なりたいです」

南原「おかしいんじゃない、あなた。もう帰っていいよ」 

貞廣「あのーすみません、ひとついいですか」

妖怪「はい」

貞廣「給料が払えなくなった場合、あなたはどうしますか?」

妖怪「給料が払えなくなったらですか?」

貞廣「はい」

妖怪「もう、やりますよ」

貞廣「なにをやるんですか」

妖怪「仕事しますよ。僕一人だけでも」

貞廣「ということは解雇するということですか?」

妖怪「解雇はしないです、絶対」

貞廣「ですから給料払えないんです。どうされますか?」

妖怪「給料は絶対作っていきます」

貞廣「どうやって作るんですか?」

妖怪「売上を上げるために努力します」

臼井「あのー、経営者になりたいんでしょ?」

妖怪「なりたいです」

臼井「経営者っていうのは最悪の状態も考えないといけないわけですよ、当然」

妖怪「はい」

臼井「最悪の状態というのは従業員さんの給料が払えなくなったときに自分はどうするか。首を切らないというのが決まってるわけだったらお金作ります。頑張って作ります。努力して作ります。一生懸命やります。誰でも言うんですよ。努力だとか一生懸命だとか。その方法はどういう方法なんですか?」

がなり「俺帰るわ。あなたね、資格ない。俺説教する気もないもん。気が付きな。自分の能力っていうものを。人からお金貰うってことはそんな能力じゃ泥棒になっちゃうんだよ。で悪意のない泥棒が一番タチ悪いの。さようなら」

吉田「この時点で皆さんからの投資額があなたの希望額に届かなかったので、ノーマネーでフィニッシュです」

妖怪「はい」

吉田「でも何かもう一言でも言いたいことがあれば」

妖怪「いやもう決まりましたので、別に構いません」

小林「その顔と喋り方がめっちゃ腹立つ。開き直ってるじゃないですか」

妖怪「はい」

加藤「それはよくないですね」

小林「謙虚なれよ!!」

加藤「それはまずいですよ」

妖怪「はい、すみません」

小林「みんなが見てるあなたの人間性を。僕も見られてますわ。今の捨てゼリフみたいな言い方って最低じゃないですか」