地元のスーパーには稀に戦国武将のようなモチベーションを持ったパートのおばちゃんがいる
若林「どうも、オードリーです。今日も若林、春日で頑張って漫才していきたいと思いますけれども」
春日「みなさんへのサプライズプレゼント、春日ですよ」
若林「あの、返品も受け付けておりますけれども」
春日「へっ!!」
若林「最近ね、いろんなアイドルがいるじゃないですか」
春日「春日はみんなのアイドルだけどね」
若林「あ、そういうのいらないです」
春日「よし」
若林「それでね、アイドルって握手会をやってるじゃないですか。で、この歳で言うのもおかしいですけど・・・」
春日「おかしいな!」
若林「まだ言ってねぇだろ!」
若林「握手会に一回行ってみたいですね」
春日「誰が行ってみたいんだよ!」
若林「僕が喋ってるんで僕が行ってみたいんですけれども。おいちゃんと聞いとけテメェ」
春日「うい」
若林「結構並びますからやっぱり行くなら早い方がいいですよね」
春日「同意見だよ!」
若林「じゃあ、なんで叩かれるか分かんないんですけれどもね」
春日「うい」
若林「だいたい昼の11時くらいに会場に行きたいですね」
春日「朝5時にしろよ!」
若林「早すぎるだろ!5時早いだろ。徹夜組じゃねぇんだから。俺徹夜してまで並ぶやつ頭おかしいと思ってるんだから。それでも5時は早いよ。豆腐屋さんじゃねぇんだから」
春日「ハハハハハハ!」
若林「それで会場着いたらね」
春日「お前豆腐屋さんって面白いこと言ったな」
若林「そこ終わってんだよ!」
春日「時の流れるのは早いね」
若林「お前が遅いんだよ!お前邪魔してくるだけじゃねぇか、さっきからよ」
春日「申し訳ない。殺さないでください」
若林「いや、そこまで言ってねぇよ!殺すとは言ってねぇよ」
春日「あれだけはやめてくさい」
若林「あれだけってなんだよ!俺がひどいことしてるみだいだろ」
春日「水攻めだけはもうやめてください」
若林「やったことねぇよ。楽屋水浸しになんだろ」
春日「ふー」
若林「ふーじゃねぇよ、気持ち悪い。で、握手会なんですけどもね、まず列に並んでね順番を待つわけですよ」
春日「告白をしろよ!」
若林「まだ早いだろ!順番来てねぇのにどうやって思いを伝えるんだよ」
春日「確かに」
若林「それで、順番を待って、近づいたら荷物を預けて手を消毒するんですよ」
春日「告白をしろよ!」
若林「まだ早いだろ!」
春日「じゃあ、ノコギリを振り回せよ!」
若林「ダメだろ!それやったらダメなんだよ、捕まるんだよ。バカか死にてぇのかテメェ」
春日「死にたくないね!」
若林「いいよ答えなくて!本気で言ってねぇんだからよ!」
春日「まだTシャツ屋を出してないからね」
若林「Tシャツ屋を出したいのか?お前」
春日「可愛いTシャツ屋を出したい」
若林「どんなTシャツ売るんだよぉ!Tシャツ屋でよぉ!」
春日「あの〜、アルファベットがいっぱい書いてあるTシャツ」
若林「よくあるダサいやつじゃねぇか!」
若林「それで、順番来たら言うんですよ、応援してます!って。でその後に好きですって」
春日「まだ早いだろ!」
若林「ベストタイミングだろ!ここベストタイミングだろ!お前と漫才やってらんねぇよ!」
春日「お前それ本気で言ってんのか?」
若林「いや本気で言ってたらこんなに楽しく漫才やんねぇだろ」
若春「エヘヘヘヘへへへ!」
若林「どうも、ありがとうございました」
春日「バーイ」